その不安、正直すごくよくわかります。私自身、で「カード情報を再入力してください」というメッセージを受け取り、危うく入力しかけたことがあります。
海外旅行の出発3日前。バンコクのホテルを予約済みで、Booking.comのアプリにメッセージが届いていました。内容は「決済情報が確認できませんでした。お手数ですが、カード情報を再入力してください」というものでした。送信元はホテル名で、アプリ内のメッセージ機能から来ていました。
この記事では、Booking.comで実際に起きている問題を正直に解説しつつ、詐欺に遭わないための具体的な対策をお伝えします。「やばい」「ひどい」と言われる理由には根拠があります。でも対策を知っていれば、安全に使えるサービスです。
この記事でわかること
- Booking.comのフィッシング詐欺の仕組みと見分け方
- 「やばい」「ひどい」と言われる理由(4つ)
- 観光庁が注意喚起した背景
- 安全に使うための具体的なルール
- アゴダと比較してどちらを選ぶべきか
Booking.comがやばいと言われる4つの理由
Booking.comに対してネガティブな評判が広がっている背景には、主に4つの問題があります。それぞれ具体的に見ていきます。
1. フィッシング詐欺の横行
Booking.comで最も深刻なのが、ホテルのシステムをハッキングして利用者に偽のメッセージを送る「フィッシング詐欺」問題です。2023年後半から被害報告が急増し、観光庁も注意喚起を行いました。
詐欺の手口はおおむね以下の流れです。
- 犯罪者がホテルの管理システムをハッキング
- Booking.comの「ホテルからのメッセージ」機能を乗っ取り、予約済みゲストに偽メッセージを送信
- メッセージ内容は「決済が確認できなかった」「カード情報を再入力してください」など
- 偽のBooking.com風サイトに誘導してカード情報を詐取
恐ろしいのは、このメッセージがBooking.comの公式アプリ内チャットから届くという点です。「ホテルからのメッセージ」に見えるため、詐欺と気づきにくいのです。
2. ダブルブッキングの発生
Booking.com経由で予約したホテルに到着すると「予約が入っていない」「部屋が満室」と言われる事例が報告されています。
原因として多いのは、ホテル側の在庫管理システムとBooking.comのシステムとの同期ズレです。特に繁忙期(年末年始・大型連休・現地の祭り時期)に発生しやすいです。
Booking.comの公式対応としては、代替施設の手配や返金に応じますが、問題は現地でのトラブル対応に時間がかかる点です。英語が通じない地方都市でのチェックイン時に発生すると特に困ります。
3. カスタマーサポートへの不満
Booking.comのカスタマーサポートに対しては、Trustpilotをはじめ各所で不満の声が多くあります。主な内容はこうです。
- 電話がつながりにくい・待ち時間が長い
- チャットサポートで担当者が変わるたびに一から説明が必要
- 返金処理に時間がかかる(2〜3週間になることも)
- キャンセルポリシーの解釈でホテルと意見が食い違い、仲裁に時間がかかる
4. 宿泊施設への送金遅延
これは利用者への直接的な影響は少ない問題ですが、2023〜2024年にかけて、Booking.comからホテル・旅館への送金が大幅に遅延した事例が各国で報告されました。
送金遅延が続いた結果、資金繰りが悪化した小規模施設が廃業に追い込まれるケースも発生しています。利用者にとっては「予約したのにホテルが突然閉まっている」というリスクとして現れる可能性があります。
この問題はBooking.comだけに限らず、OTA業界全体で取り沙汰されることのある構造的な問題でもあります。
実際のところ、Booking.comは危険なのか
ここまで問題点を挙げましたが、Booking.comは1996年創業で、世界最大級のOTAです。NYSE上場企業であるBooking Holdings(NASDAQ: BKNG)が運営しており、財務的な信頼性は高いです。利用者数は世界で年間数億件にのぼります。
実際に運営会社の株価を見てみても、一時期よりかは株価が下がっていますが、それでも高い水準を維持しており、米国市場においても高い評価を獲得していることがわかります。

Booking.com評判のまとめ
| 評価項目 | 内容 |
|---|---|
| Trustpilotスコア | 1.7/5(110,846件)※低評価バイアスあり |
| App Storeレビュー | 4.8/5(参考:日本App Store) |
| Google Playレビュー | 4.6/5 |
| 運営会社 | Booking.com B.V.(オランダ・Booking Holdings傘下) |
| 創業年 | 1996年(28年以上の実績) |
各ストアの評価は2026年5月時点の参考値です。
Trustpilotのスコアが低い理由には、「満足した人はわざわざレビューを書かず、不満を持った人だけが書く」という構造的なバイアスがあります。AppStore・Google Playの評価が4.6〜4.8と高いことも、この見方を支持します。
「Booking.comが危険」ではなく、「フィッシング詐欺の標的にされやすい人気サービスである」というのが正確な実態です。
安全に使うための5つのルール
Booking.comを安全に使うために、以下の5つのルールを守ることを強くおすすめします。
1. カード情報を再入力するよう求めるメッセージは100%無視する
これが最重要です。Booking.comがカード情報をメッセージやメール経由で要求することは絶対にありません。「決済情報の確認」「カード情報の再入力」を求めるメッセージが届いたら、リンクをクリックせず、すぐにBooking.comのカスタマーサポートに報告してください。
2. 予約確認は必ず公式アプリから直接確認する
メールに含まれるリンクや、外部サイトへの誘導には注意が必要です。予約の確認・変更・キャンセルは、必ずBooking.com公式アプリを直接開いて操作してください。URLがbooking.comで始まっているか確認するだけでも、多くの詐欺を防げます。
3. キャンセル無料プランを選ぶ
旅程が確定していない場合は、必ず「無料キャンセル」と表示されたプランを選びましょう。Booking.comはこの無料キャンセルプランが豊富な点が強みです。キャンセル不可プランは安い代わりにリスクが高まります。
4. 繁忙期は予約直後にホテルへ確認メールを送る
年末年始・大型連休など、ダブルブッキングが起きやすい時期は、予約確認後にホテルへ直接メールを送って「○月○日にBooking.com経由で予約した〇〇です。予約が届いていることをご確認いただけますか」と聞いておくと安心です。
5. Geniusレベルを上げて特典を活用する
Booking.comのGeniusプログラムは、レベル1(2年以内2回の滞在)で対象施設の10%割引が受けられます。旅行頻度が高い方は積極的に活用することで、コスパも上がります。詳しくはBooking.comの評判・口コミ徹底調査でも解説しています。
Booking.comとアゴダ、どちらを選ぶべきか
Booking.comとアゴダは同じBooking Holdingsグループの兄弟会社ですが、特性が異なります。どちらを使うべきかは、旅行先と重視するポイントで判断するのがおすすめです。
| 比較項目 | Booking.com | アゴダ |
|---|---|---|
| 得意な旅行先 | 欧米・中東・アフリカ | アジア(タイ・台湾・韓国) |
| 価格傾向 | 標準的 | アジアで最安値が多い |
| キャンセル無料 | ◎ 非常に豊富 | △ プランによる |
| クチコミ信頼性 | ◎ 宿泊者のみ投稿可 | ○ 宿泊者のみ投稿可 |
| フィッシング詐欺リスク | △ 注意が必要 | ○ 報告は少ない |
| 会員特典 | Geniusプログラム(10%〜) | キャッシュバック・クーポン |
| 掲載施設数 | ◎ 200万軒以上 | ○ 200万軒以上 |
最新の価格・特典は各Booking.com公式サイト・アゴダ公式サイトでご確認ください。
欧米旅行でキャンセル無料プランを活用したいならBooking.com、アジア旅行でコストを徹底的に削りたいならアゴダ、というのが基本的な使い分けの考え方です。
アゴダの評判や安全性については、アゴダの評判は本当に最悪?口コミを徹底分析・アゴダの安全性を徹底検証もあわせてご覧ください。
※公式サイトへ移動します
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よくある質問
Booking.comは安全ですか?
基本的には安全なサービスです。ただし、フィッシング詐欺の標的になりやすい問題があります。「メッセージやメールでカード情報を要求することは絶対にない」というBooking.com公式の原則を覚えておけば、詐欺を防げます。App Storeでの評価は4.6/5と高く、世界中で年間数億件の予約が成立しています。

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Booking.comはなぜ安いのですか?
Booking.comの価格が安い理由は、世界中の大量の宿泊施設をまとめて契約することで仕入れコストを下げているためです。また、「Genius割引」などの会員特典や、施設側が自ら設定するセール価格が反映されることもあります。
ただしBooking.comが常に最安値とは限らず、アゴダの方が安いケースもあります。両方で比較するのがおすすめです。
アゴダとBooking.comは同じ会社ですか?
同じ親会社(Booking Holdings)傘下の兄弟会社ですが、別システム・別運営で独立したサービスです。価格や掲載内容が重複する部分もありますが、異なる施設が掲載されていたり価格差があったりするため、両方で比較することをおすすめします。
Booking.comのトラブルは今どうなっていますか?
フィッシング詐欺については2023年から継続して発生が報告されており、Booking.comも対策強化中です。ただし詐欺の手口は進化しているため、「カード情報の再入力を求めるメッセージは詐欺」という認識を常に持つことが大切です。
ダブルブッキングや返金遅延については、繁忙期の予約直後確認と、公式サポートへの迅速な報告で多くのケースが解決しています。
Booking.comはどこの国のサービスですか?
Booking.comはオランダ・アムステルダムに本社を置くBooking.com B.V.が運営しています。親会社はアメリカ・ナスダック上場のBooking Holdings(NASDAQ: BKNG)です。同グループにはアゴダ・Kayak・OpenTableなども含まれます。
まとめ
Booking.comが「やばい」「ひどい」と言われる最大の理由は、フィッシング詐欺の被害報告が多い点にあります。一方で、世界最大規模の掲載数、無料キャンセルプランの豊富さ、Geniusプログラムの特典など、使い方次第では非常に頼りになるサービスです。
| あなたの状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 欧米・中東旅行 | Booking.com | 掲載施設数が多く、現地の小規模ホテルも豊富 |
| キャンセルが心配・旅程未確定 | Booking.com | 無料キャンセルプランが業界最多水準 |
| アジア旅行でコスパ重視 | アゴダ | アジアは最安値が出やすい |
| フィッシング詐欺が不安 | アゴダ or Booking.com(対策を知った上で) | 「カード再入力要求は無視」のルールを守れば安全 |
| 航空券+ホテルをまとめたい | Trip.com | セット予約が得意で、トリップコイン還元もある |
「やばい」という評判が一人歩きしていますが、押さえるところ押せえられれば、Booking.comは非常に頼りになるサービスです。まずはフィッシング詐欺の手口を頭に入れておくだけで、安全に予約できる確率は大きく上がります。

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